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ジャンル | インテリア ・ その他 ・ ホビー |
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作品サイズ | 間口173×奥行168×高さ256 cm |
製作期間 | 3週間(週末土曜日日曜日毎に作業で) |
製作費用 |
イレクター部品:70,000円 その他の製作費用:37,000円 |
4つの天井スピーカーの状態
リスニングポイント正面側
仕事の関係で今まで7.1chサラウンドを構築していた部屋に天井スピーカーを4本追加して7.1.4chのDOLBY ATMOSホームシアターを構築する計画を立てました。
DOLBY ATMOSホームシアターではLFEを除く11本のフルレンジスピーカー(7.1.4chの場合)は全て同じスピーカーであることが望ましく、特に制作環境では天井に使うスピーカーも地上のスピーカーと同様のフルスペックのものとなります。しかし天井から4つものスピーカーを吊るすのは想像以上に困難です。
当初は天井から直接市販のブラケット利用しスピーカーを吊るそうと思っていましたが、当方のマンションは天井がコンクリートにビニールクロス直張り天井で穴を開けることが出来ず(マンションの規約もあります)、そのため他の様々な方法も検討するも、この部屋の構造上壁を有効に使うことは出来ないことがわかりました。
そこでコンクリート直張り天井の強度を逆手に取ってΦ42のイレクターパイプを使い天井と床面に突っ張る柱を構築し、そこからスピーカーを吊るためのバトンを水平方向に渡して業務用のバトンブラケットでスピーカーを吊る構造とすることにしました。
スペースを有効に使うためと無用な圧迫感を減らすため柱は地上位置のスピーカーのすぐ側に立て、そこから井桁を組むようなイメージでバトンを渡し、安定性も考えて切断し余ったイレクターパイプで筋交いを入れました。部品構成をできるだけシンプルにしたいこともありパイプは一番太いΦ42を使って強度を確保、ジョイントもメタルジョイントを使っています。また直径Φ42は今回使用するYAMAHAのバトンブラケットの固定に必要なパイプ径でもあります。
金属パイプ所以のパイプの共振音だけは心配でしたが、吊るしているスピーカーの重量効果やスピーカーを吊るすバトンブラケットがパイプを挟み込む構造なども功を奏し、結果としてパイプの振動の減衰がとても速かったのは良かったです。Φ42パイプの強さも相まって安定感もあり反りも全くありません。
■イレクター関連:
イレクターパイプ
HL4-2700 x4本(柱用、適切な長さにカットします)
HL4-1800 x4本(バトン用、適切な長さにカットします)
メタルジョイント
LJ-1A x8個
LJ-7A x8個
Φ42用インサートナット
EL-2265D NI x8個
アジャスターボルト
EF-1217A x8個
■その他:
YAMAHA BBS251 バトンブラケット x4台
バトンブラケットをスピーカーに固定するためのボルト、ナット、ワッシャー一式、鬼目ナット
ケーブルタイなど
六角レンチ、イレクターハンドカッター、水準器、電動ドリルドライバ、ヤスリ、キリ、木工用ボンド、ニッパー、その他
投稿ありがとうございます。
マンションの規約に配慮し、スピーカー重量に対応した「φ42+アジャスターボルトAセット」を選ばれ、ツッパリ構造にされたのは大正解です。
また、養生テープを使われた位置設定は大変参考になりました。
自宅にプロ仕様のDOLBY ATMOSスタジオができるとは凄いです!
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